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廉価版になるタイミングや法則をメーカー別に調べたり、定価から廉価版が発売されるまでのスピードを測っています。詳細はサイトマップをご覧下さい。
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 全てのメーカーに当てはまる、廉価版が発売されるタイミングを考えてみたいと思います。

シリーズ物の場合、一つのパッケージとして発売される

 今回の記事は、シリーズ物限定の法則になっています。

 例えば、カプコンから発売されている逆転裁判PCシリーズは、一作目から三作目まで話が続いています。途中からプレイしても、面白いですが、できれば一作目からプレイすることをお勧めします。

 ただ、逆転裁判PCシリーズに興味を持った人も、一作目から三作目まで個別に購入すると結構なお金がかかります。そこで、シリーズを一つのパッケージとしてまとめた廉価版の登場です。

 一作目から三作目まで個別に購入すると、2,970円×3本=8,910円になりますが、一つのパッケージを購入すると6,980円となり、約三千円の得となります。

 カプコン以外にも、セガのサクラ大戦シリーズや、日本ファルコムの英雄伝説 空の軌跡シリーズでも、何本かのソフトをまとめたパッケージ商品が売られています。

 シリーズ物以外でも、ソースネクストからカプコンゲームパックとして、ゲームを一つのセットとしてまとめた商品を販売しています。

※カプコンゲームパックは、ゲームだけでなくUSBコントローラーも入っています。

 一つのパッケージ商品は、発売までに時間がかかるという欠点があります。しかし、少しでも良いから安く購入したい人は、お勧めの商品となっております。

関連記事
逆転裁判PCシリーズ 廉価版になるスピードチェック
サクラ大戦シリーズ 廉価版になるスピードチェック
英雄伝説 空の軌跡シリーズ 廉価版になるスピードチェック



 今回はタイトルを無視して、廉価版が発売されない法則を考えてみたいと思います。
(タイトルはカテゴリー別に分けるために、わざと変えないでおきます)

 廉価版が出ない、もしくはとてつもなく出にくいジャンルがあります。

 それは、オンライン対応のゲーム、です。

 家庭用ゲーム機と比べると、パソコンはインターネットやメールなど通信環境が整っています。そのため、オフラインのゲームより、オンライン対応のゲームの方が人気があります。

 毎年、色々なジャンルのオンライン対応ゲームが発売されています。

 しかし、オンライン対応のゲームは、廉価版が発売されにくいです。なぜなら、サーバ運営に問題があるからです。

 オンライン対応ゲームは、ソフトウェアを開発・発売したメーカー自身が、サーバを用意しなければなりません。サーバを維持するためには、もちろんお金がかかります。

 長い間、サーバを運営するには、かなりの額が必要になってきます。

 そのため、ある程度ゲームをプレイしてくれるユーザがいないと、サーバを維持・運営することができなくなるため、ゲーム雑誌に広告を載せたり、拡張ディスクを発売して、なんとか人気を維持しようと考えます。

 オンライン対応ゲームは、プレイしている人が少ないと、仲間と一緒に戦ったり、対戦できるチャンスが減るため、他のゲームに移ってしまう傾向があります。

 他のゲームに移ってしまうと、さらにプレイしている人数が減るという悪循環になってしまいます。

 よっぽどの例外を除いて、オンラインゲームは発売された当初に、どれだけ話題に上り、プレイするユーザを集めることができるかが勝負になります。

 もし、プレイするユーザを集めることができなければ、最悪の場合はサービス終了に追い込まれてしまいます。

 ナムコから発売された「テイルズ オブ エターニア オンライン 」は、残念ながら約一年でサービス終了となってしまいました。

 サービスが終了してしまうと、オンラインゲームの醍醐味である他のプレイヤーとのコミュニケーションを取ることができなくなります。

 たまに、オフラインでも遊べる場合もありますが、せっかく購入したゲームを遊ぶことができなくなります。

 メーカーとしては、サーバの維持費と廉価版を発売し、新規ユーザがどれだけ獲得できるか、天秤にかけます。

 オンラインゲームは一発逆転がとても難しいため、廉価版を発売して新規ユーザを獲得するよりも、サービス終了を選択する場合が多いです。

 結果的に、オンライン対応ゲームはあまり廉価版が発売されない傾向があります。

 もし、オンライン対応ゲームが欲しい場合は、廉価版を待たず、発売日に購入した方が良さそうですね。

※注意点
 オンライン対応ゲームは廉価版が発売されにくいですが、絶対に発売されないわけではありません。メーカーによって、発売する場合もあります。

 例えば、スクウェア・エニックスはオンライン対応の「ファイナルファンタジーXI」、「フロントミッション オンライン」など価格を下げて発売しています。

 メーカーによって経営戦略が異なるため、もし発売して時間が経っているオンライン対応のソフトウェアが欲しいのであれば、念のためネットで調べることをお勧めします。


 今回は全てのメーカーに当てはまる、廉価版が発売されるタイミングを考えてみたいと思います。

新しいオペレーティングシステム(OS)が発売された前後

 パソコンで使用するソフトウェアは、対応するOSが決まっています。対応するOS以外が入っているパソコンに、ソフトウェアをインストールすると、不具合が起きたり、最悪の場合は動かないこともあります。

 新しいOSが出てしまうと、せっかく発売していたソフトウェアが使えなくなってしまう可能性があります。

 そのため、メーカー側は少しでも利益を得るために、ソフトウェアの価格を下げて発売することが多いです。

 廉価版は新OSの発売前か発売後かによって、以下の二つのタイプに分けることができます。

■タイプ1
 今まで発売されていたソフトウェアを、そのままで価格だけを下げる。新OSが発売される前に多いタイプ。

■タイプ2
 ソフトウェアに、新しいOSを対応させた形で、価格を下げる。新OS発売後に多いタイプ

 新OS発売後にタイプ1、新OS発売前にタイプ2の廉価版が出ることもありますが、ほとんど上記で説明した傾向があります。

 メーカーで分けると、タイプ1はマイクロソフト(フライトシミュレータシリーズ)、タイプ2はセガ(サクラ大戦シリーズ)・日本ファルコム(英雄伝説 空の奇跡シリーズ)などが多いです。

 また、絶対とは言い切れませんが、タイプ2と比べるとタイプ1の方が、ソフトウェアの価格が下がる傾向があります。

 おそらく、タイプ2は新しいOSに対応させるために、プログラムのチェックや修正にお金がかかるためだと考えられます。

 新しいOSが発売される前後は、OSの新機能のチェックだけでなく、ソフトウェアの発売スケジュールもチェックもした方が良さそうですね。


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